東京と神奈川の県境、都心からほど近く自然多い多摩川を親子で巡り楽しむ探険日記。


「tamagawalk:多摩川〈tamagawa〉を歩き探険する〈walk〉。タマガウォーク」都内でも希少な自然残る多摩川。世田谷地域を中心に、ガサガサ・釣り、虫や草花観察、出会いに発見、自然から学ぶ多摩川親子探険進行中!
by tamagawalk
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<   2010年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧

多摩川日記 「2010年 マルタウグイ観察」
昨日降った雨の影響を確かめるため、「マルタウグイ」の人工産卵床を作った瀬に足を運びました。
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今朝は曇りですが、少し蒸し暑く感じるモヤッとした空模様です。
朝8時の気温は、昨日の最高気温をすでに上回っていました。
これも雨の影響でしょうか。
うっすらと霧が立ちこめています。
普段は遠目で確認できる、多摩川遊び名人と手入れした人工産卵床を示す黄色い旗も、今日ばかりは確認することができません。
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瀬では、頭を水中に突っ込み川底を探るカモを数羽見かけました。
きっと、生み付けられた卵を食べに集まってきたのでしょう。
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もちろん、今日も瀬付きを観察できます。
雨の影響で水位は上がりました。
しかし、それが良かったのでしょう。
今年観察した中で最大級の瀬付きです。
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名人が人工産卵床を作って一週間以上たちましたが、今なおこの瀬での産卵は衰える様子はありません。
それどころか、足を運ぶたびに群れが大きくなっているような気がします。
恐るべし瀬もみ師匠。
この瀬を「名人の瀬」と呼ぶことにしましょう。
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by tamagawalk | 2010-04-06 23:35 | 多摩川日記
多摩川日記 「産卵床の掃除」
4月に入っても不安定な空模様が続きますね。
明日の雨予報を前に、多摩川遊び名人が産卵床の掃除をおこなうということで、お手伝いにいってきました。
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多摩川の「サクラ」も満開。
川と「サクラ」、いい眺めです。
和みますね〜・・・、ってのんびりしている時間はありません。
「瀬もみ」師匠を待たせるわけにはいきませんから。
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今日も瀬に「マルタウグイ」が大挙し、あちこちでバシャバシャを繰り広げてます。
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さて、今日の隊長の役割は、川岸で綺麗な石を集め瀬へ運ぶ作業。
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名人の指揮で、岸から運んだ石を川底に均一に並べます。
そして、前回の作業と同じように汚れた石を取り除き、水中に舞う泥が少なくなるまで川底をかき回す。
最後に、浅瀬に生み付けられた卵を水深のちょうどよさそうな瀬に移動して作業終了です。

今日の瀬もみのポイントは、川底に敷く石です。
岸の石は、藻や垢が付いていないので卵が付着しやすいんですね。

そして、もう一つのポイントは浅瀬の卵の移動。
この時期の多摩川は水位の変化が激しく、雨で増水しても1日であっというまに元の水位まで減水します。
増水時に産卵のあった場所も、通常の水位では岸だったりするので、よく注意して見守る必要があります。
そして、岸で干からびた卵を見つけることも珍しくありません。
少しでも、多くの卵を残し、海へ一匹でも多くの魚を送り出す。
そのために、この地道な作業は欠かせません。
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最後に、作業の確認。川底を見て何を思うか「瀬もみ」師匠。

その後ろ姿を見ていると、小説「老人と海」を思い出します。
師匠の場合は、「老人と多摩川」ですね。
老人なんて言ったら怒られそうですが。

次回は、一人で「瀬もみ」に挑戦しようかな。
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by tamagawalk | 2010-04-04 21:20 | 多摩川日記
多摩川親子探険記 「多摩川観察」
昨日は、雨で観察はお休み。
今日も空模様はイマイチですが、張り切って観察に向かいます。
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まずは、待機マルタの観察場所から。
「マルタウグイ」はもちろんですが、群れにまぎれる「コイ」も少しずつ増えてきました。
「コイ」もそろそろ産卵期のはずです。
その前に、マルタの卵で栄養補給でしょうか。
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次は、先日、産卵床作りをおこなった瀬。

久しぶりにチビ隊員も一緒に観察です。
今年は年始から、土日に習い事の予定が詰まっていたので、多摩川で一緒に過ごす時間がなかなか持てませんでした。
それだけに、今日は、隊長というより父親として嬉しくてたまりません。

目の前で、何度も繰り返される産卵に大興奮したのかな。
長靴を履いてこなかったので、川に入って観察できません。
それでも、産卵床に少しでも近づこうと、身を乗り出して観察。
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さて、久しぶりに登場したチビ隊員。
カバンから秘密兵器を取り出して、植物を熱心に撮影。
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途中、日頃お世話になっている「せたがや水辺の楽校」川魚専門科の方とその相棒のワンちゃんも登場。
チビ隊員に植物のあれこれを教えていただきました。
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秘密兵器の保存容量が、写真データで一杯になるほど観察を楽しんで、今日の観察を終了。

帰り際、みんなで「カラシナ」を摘んで持ち帰りました。
晩ご飯は、多摩川産「カラシナ」を調理して、春の味覚を楽んだのは言うまでもありません。

チビ隊員の秘密兵器を使った多摩川遊びについては、改めて詳しく投稿しますね。
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by tamagawalk | 2010-04-03 21:09 | 多摩川親子探険記
多摩川日記 「瀬もみとマルタウグイ観察」
川崎側上流でサクラ色に染まり始めた山々が、はっきりと見える早朝。
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今日は、昨日足を運んだ「せたがや水辺の楽校」ガサガサ遊び場、板チョコ護岸へ。
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観察場所の目印は、川に立つ黄色い旗。
読んで字のとおり、産卵場所。

初めて見る方は、なんの産卵場所?と思うことでしょう。
もちろん、多摩川の春の魚といえば「マルタウグイ」。
その産卵場所がここにあるのです。

そして、「人工」というくらいですから、作った方がいるはずですね。
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それでは、その作り手を紹介しましょう。
当ブログでお馴染み、多摩川遊び名人。
「せたがや水辺の楽校」では、投網の実演、多摩川の語り手としてご協力いただいてます。
チビ隊員たちの釣りの師匠でもあります。

今日は、産卵床作りをお手伝いしながら、その極意のを伝授していただきます。
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まずは、石集めからはじめます。作業中を開始して、すぐ、手に取った石は、全体が卵でビッシリとおおわれていました。

「マルタウグイ」もそうですが、綺麗な石の集まった柔らかい川底を産卵場所に好む魚は、少なくないようです。
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卵の付いている石と、付いていない石。
見比べるて違いを観察しましょう。

写真左の石は、藻が付着した汚れています。
一方、卵の付いた石は、表面がテカテカと輝き、見るからに綺麗ですね。
付着物もほとんど見られません。

なぜ、魚たちは藻などの付着物が少ない石を好むのか。
それは、卵を観察するとわかります。

汚れた石は、表面が藻やアカに覆われています。
「マルタウグイ」の卵は粘着性なので、表面に付着物が多いと、くっつにくいようなのです。
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ですから、川底の環境には、細心の注意を払って作業をします。
汚れた石を取り除き綺麗な石を積み上げる。
水位と流速を何度も確認しながら調整。
流れが一定な安定した瀬を目指します。

そして、仕上げに瀬を踏み、かき回す。
この作業を、水中に舞う泥が少なくなるまで続けます。

これを川漁師の言葉で「瀬をもむ」「瀬もみ」などと呼ぶようです。
ちなみに、今日作業した人工産卵床は、一週間前に名人が一人で作ったとか。
御年77歳!なんとも頭が下がります。
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「瀬もみ」の他、昔の多摩川の話も伺うことができました。

多摩川について語る遊び名人の姿、まさに多摩川の生き証人そのもの。
今後も、作業をお手伝いさせていただく予定です。
産卵が終わるころ、観察記録のまとめと「瀬もみ」の方法を、もう少し詳しくお伝えしますね。

■観察データ
計測時間:午前9時
天気:晴
気温:19
水温:14
風:南、少し強め
水位:高目(前日比)
水質:良(前日比)
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by tamagawalk | 2010-04-01 21:01 | 多摩川日記