東京と神奈川の県境、都心からほど近く自然多い多摩川を親子で巡り楽しむ探険日記。


「tamagawalk:多摩川〈tamagawa〉を歩き探険する〈walk〉。タマガウォーク」都内でも希少な自然残る多摩川。世田谷地域を中心に、ガサガサ・釣り、虫や草花観察、出会いに発見、自然から学ぶ多摩川親子探険進行中!
by tamagawalk
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カテゴリ:多摩川日記( 118 )

多摩川日記 「満月・大潮と魚たち」
f0196649_23274384.jpgいつもとひと味違う大潮の日。満潮を迎えた多摩川で、ナマズに出会いました。

「大潮の日がチャンス!」
似たようなフレーズを雑誌などでよく見かけます。
釣りを始めた当時は「本当なのかな?」と半信半疑でした。
しかし、釣行を重ねると、いつの間にかその日が来るのを楽しみにするようになったのです。


今回の大潮は満月。天候に恵まれれば「部分月食」という天体ショーも観察できる特別な日です。
しかも、午後の満潮の時間は魚たちの食事時となる、夕マズメ。魚の活性が上がる時間帯。
ということで、大物との出会いを期待して、川で竿を振り始めました。
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カラフルな外来植物に覆われた水辺は、花畑状態。毎年、こんな風景が広がっている気がします。

ポイントに選んだのは、早瀬の瀬尻と淵。
今が産卵時期の「オイカワ」が好みそうなポイントです。そして、その「オイカワ」を狙って、大型の魚も集まる場所。
そう信じて、ルアーを引き始めました。
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釣りを楽しみながら、川底も掃除。たまに生きたアユが付いた仕掛けを回収します。

小さなアタリだと思ってアワセると、糸に釣り針がいっぱいついたアユ釣り用の仕掛け「コロガシ」。
魚の気配はさっぱり感じられません。

ところが、満潮を過ぎたころ、魚たちが少しずつ浅瀬に集まり始めました。
そして、「コイ」が急にルアーを追ってきたのです。
何とか釣り上げようと色々試します。しかし、なかなか口を使ってくれません。
辺りが暗くなってきたのであきらめてポイントを変更。
早瀬と湾処の境にできた淵を探ります。ここも「オイカワ」の産卵に適した場所。

「オイカワ」パターンでルアーを引き始た直後。ガツンと明確なアタリ。
瞬時にアワセて魚とのやりとりが始まりました。
ヒットの直後、早瀬に乗られて手こずりました。けれども、なんとか浅場まで寄せて、ランディング。
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使用タックル ■ロッド:旧型のシマノ スコーピオン スピニングマルチピース ■リール:08バイオマスター2500 ■ライン:キャストアウェイPE1号 ■リーダー:ナイロン16ポンド ■ルアー:シーマスター70S
マルタウグイさんのブログで知ったルアー「シーマスター」。チビ隊員が初めて「ナマズ」を釣り上げたのも、色違いの「シーマスター」でした。
そして、旧型のシマノ スコーピオン スピニングマルチピースが、今回も幸運のロッドです。

姿を見せたのは、先週よりも一回り大きな「ナマズ」くん。なかなかの力強い引きで今回も楽しませてくれました。

来週は、まとまった雨が期待できそうです。週末は、増水パターンでまた大物たちに出会えるといいのですが。
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by tamagawalk | 2010-06-26 01:57 | 多摩川日記
多摩川日記 「増水の後がチャンス!」
雨が降った翌日、久しぶりにルアーフィッシングを楽しんでいると、小さなアタリを感じました。
夢中で立てた竿が、音を立てて大きく曲がります。

きっとこいつは大物だ!
魚とのやりとりが始まりました。
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実は、魚を手元に寄せるまで心臓がバクバクなりっぱなしでした。

前日の雨の影響で水位が上がった多摩川。
普段、チビ隊員たちと花・虫観察を楽しむ水辺の草原が、水没しています。

今日は増水パターンで釣れるかも。
弱った小魚のように、ルアーをチョンチョンと動かしながら、浅場の岸際を丁寧に探ります。

水没した草原の脇に潜んでいた魚が、予想通りに反応してくれました。

再び草原に潜り込もうとする魚と、消波ブロックに擦れる釣り糸を気使いながら、数分間やりとりを楽しみます。
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久しぶりのアタリに焦ってアワセたからかな。今にも口からハズレてしまいそうなルアーを見て、さらにドキドキ・・・。

水面に姿を現したのは・・・、あれ?
想像していたよりも小さなナマズくんでした。

大物よりも魚体が細いからでしょうか。
俊敏に動き回わる引きの強さは、重量級ナマズに引けをとりません。

茶色と緑色が混ざったような魚体の色と、傷一つ無いピンとした綺麗なヒゲとヒレから若々しさを感じます。
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使用タックル ■ロッド:旧型のシマノ スコーピオン スピニングマルチピース ■リール:08バイオマスター2500 ■ライン:キャストアウェイPE1号 ■リーダー:ナイロン16ポンド ■ルアー:ハスルアー3.5g
ハスルアーは、上流から下流までさまざまなポイント・魚種に対応できる万能ルアー。今年のマルタウグイ釣りでも大活躍してくれました。使いやすので子どもと一緒の釣行にピッタリです。
旧型のシマノ スコーピオン スピニングマルチピースは、今年の幸運のロッド。
春先に、82センチのコイも釣り上げました。その時のことはまた別の投稿で。

1ヶ月ぶりのルアーフィッシングで、いきなりナマズくんに出会えるとは、なんともラッキーな話です。

以前、多摩友のhidezoさんが釣り上げた、カバのような顔をした大物に比べると、愛嬌ある可愛らしい顔つきです。
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増水の時は、護岸を上手く利用してランディングします。水中に魚体を入れたまま記念撮影もできます。

体長50センチ弱。
ルアーで上がる多摩川のナマズの中では小さい方ですね。
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ナマズを釣り上げた直後、ブログ「マルタの日記」管理人のマルタウグイさんと久しぶりにお会いしました。
マルタウグイさん、情報交換など楽しいお時間をいただきありがとうございました。

増水の後は、普段と違った出会いのチャンスがある。
それを改めて実感した、梅雨の釣行でした。

梅雨入りした多摩川。次回も、増水パターンが楽しめるといいな〜。
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by tamagawalk | 2010-06-19 23:15 | 多摩川日記
多摩川日記 「アユの川」
先日、多摩川で「アユの放流」の情報を耳にしました。
そういえば、もうすぐアユ釣り解禁です。

6月のアユ釣り解禁と言えば、3月の渓流解禁に次ぐ川遊びの大きな節目。
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アユの放流後、フナ釣りを楽しみながらアユのことを教えてくださった、多摩川遊び名人。
実は、隊長も放流の現場に立ち会わせていただく予定でした。しかし、当日はアクシデントで・・・。本当は、放流場所を勘違いしただけなのですが。


ということで、放流に漁協組合員として参加された当ブログでお馴染みの多摩川遊び名人に、当日の様子をうかがいました。

名人曰く、滋賀県の琵琶湖から直送されてきた、大きなゴミバケツ4杯分のアユを放流したそうです。
魚体は、大きなもので18センチくらいあったとか。
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現在、我が家ではアユを飼育しています。カワイイでしょ。
水辺にできた水溜まりで保護しました。
大きさは6センチくらい。これぐらいの大きさだと、まだ金魚のエサや虫を食べてくれます。
最近は、流木についたコケを食(は)む姿も見られるようになってきました。
そろそろ別れの時かな。


大きなゴミバケツ4杯分のアユが、放流量としては多いのか少ないのか、よくわかりません。
ただ、近年増え続けている鵜の群れに襲われれば、あっという間に食べ尽くされてしまう量のようです。
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4月に堰でおこなわれる「アユの遡上調査」。
下流から上流に向かって堰で順番に調査していくようです。一つの堰での調査期間は約1週間程度だとか。
写真は去年の調査の様子。今年は、「マルタウグイ」の観察に夢中になりすぎて、遡上調査の見学をすっかり忘れてしまいました。


そのようなこともあってでしょうか。
中流域で釣れるアユのほとんどは、東京湾から天然遡上したものだとか。
今年の江戸前アユの遡上の状況はどうなのでしょう。
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放流の約一週間前におこなれた、川崎の漁協によるアユの試し釣り。その釣果はどうだったのでしょう。


遡上の状況がその年の釣果を左右するようなので、アユ釣りをやられる方は気にせずにいられないのではないでしょうか。
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暖かくなってきて小魚も増えてきたからでしょうか。近頃、消波ブロックの間に身を潜めるナマズの魚影を、よく見られるようになりました。(写真中央)
この手の魚影は、側にルアーを通しても全く反応してくれません。それどころか、驚いて逃げてしまいます。
「見える魚は釣れない」上手いことを言ったものです。


かくいう隊長も、この時期はルアーを使ったナマズ釣りを楽しむので、ナマズのエサとなる稚アユのことが気になります。

今年の「アユの川」多摩川は、どんな思い出を残してくれるでしょうか。
アユの解禁を前に、川での楽しみが増える毎日です。
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by tamagawalk | 2010-05-26 22:00 | 多摩川日記
多摩川日記 「久しぶりの大物!」
「とうさん釣れてる!!」
川でのんびりルアーロッドを振っていると、子どもの大きな声が突然耳に飛び込んできました。

今日は大潮。
川の生き物との嬉しい出会いを期待してしまう日。
産卵シーズンが終盤にさしかかった「マルタウグイ」、そして、久しく出会っていない「ナマズ」を狙って、早朝からルアーフィッシングを楽しみます。

声が聞こえた方に目を向けると、一緒に釣りを楽しんでいた多摩友hidezoさんのルアーロッドが大きな弧を描いています。

声の主はhidezoさんのチビ隊員殿。
父上の竿に魚がかかったことを隊長に教えてくれたようです。

引いていたルアーを急いで巻き上げ、hidezoさん親子に駆け寄ります。
そして、魚と格闘する姿をカメラのファインダーごしに見守ることにしました。
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魚には鼻の穴が4つあるようです。それがよくわかるのが「ナマズ」だとか。よ〜く見ると口の上に1対、そしてさらにその上、目の内側にもう1対確認できます。下の穴から上の穴に水が抜けていくようですよ。
釣り上げられて興奮したのでしょうか。鼻の穴が大きく開いているように見えます。
まるでカバのような表情。怪物ぽくも見えるな〜。


数分後、姿を見せたのは大きめのガサガサ用の網からはみ出してしまうくらい、大きな大きな「ナマズ」くん。
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ヒットは消波ブロック回りだったとか。直後、ルアーを咥えたまま川底に貼り付き、まったく動かなくなったようです。立ち位置を変え何とか引っ張りだし、親子力を合わせてランディング。記念の1匹を手にされました。
これぐらいの大きさになると、動きはわりとゆっくり。


こんな大物を目にするのは久しぶりです。
魚体を持ち上げるのに使ったフィッシュグリップの重量計で2.5〜3.0kg。
全長、約75cm。
大きな頭とデップリとしたお腹が目立つ、立派な魚体の「ナマズ」。
これの魚体は多摩川ランカークラスではないでしょうか。
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ヒットルアーは、隊長が幼少のころ、初めて父親に買ってもらったスプーン。秘密兵器として持ち歩いていましたが、使う機会が少なかったので昨年からルアーを始めたhidezoさんにお譲りしました。
そのルアーに活躍の場を与えていただけたことに感謝!hidezoさんありがとう!
ここで、ルアー以外のタックルもお伝えしましょう。
■ロッド:ダイワ ファントム 5'3ft Light ■リール:アブ カーディナル 301MS ■ライン:ナイロン 6ポンド
あんな大きなナマズをよく無事に釣り上げることができたなと、思ってしまう位のライトタックルです。


hidezoさん、そして、チビ隊員殿、多摩川で釣り上げる記念すべき待望の1匹目。
おめでとうございます!!
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数人いたヘラ師の中で、一人釣果を伸ばし続ける多摩川遊び名人。熟練の技が光ります。

大物の余韻に浸りながら再びルアーを引き始めると、今度は上流でフナ釣りを楽しむ多摩川遊び名人の竿が大きくしなりました。
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こちらは、「マブナ」のようです。
名人に言わせると小型らしいのですが、隊長にはなかなかの大物に見えます。

hidezoさん親子、多摩川遊び名人と続けば、次はいよいよ隊長の番。
そう信じ、その後もルアーを引き続けましたが・・・。
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川底に「ナマズ」の姿が確認できるんですけどね。
なかなかうまく誘うことができません。
2〜3回あった小さなアタリを逃し、さらには、ルアーを何度も追ってきた15センチほどのブラックバスを逃がす始末。

こんな結果、珍しいことではありません。
坊主には、もう慣れっこです。

それよりも、hidezoさんの釣果で今回の釣行は大満足。
釣れた喜びを一緒に味わえる、これ以上嬉しいことはありません。

「釣りで乾いたノドを潤してくれたジュース、150円
無くしたルアー、1,000円
大物ナマズとhidezoさん親子の思い出、プライスレス」
こんな心境です。
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あちこちの瀬で見られたマルタウグイの瀬付き。
最盛期のころにくらべると、その数はかなり少なくなりました。
それに合わせたかのように、少なくなった週末の釣り人と少しずつ静けさを取り戻す水辺。

多摩川に一足早い春の訪れと、賑わいを運んできてくれたマルタウグイ。
今年ももうすぐ、あの鮮やかなオレンジ色が印象的だった婚姻色の魚体を見られなくなると思うと、少し淋しい気がします。

次の週末はどんな出会いが待っているのかな。
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by tamagawalk | 2010-05-16 23:27 | 多摩川日記
多摩川日記 「2010年 マルタウグイ観察」
昨日降った雨の影響を確かめるため、「マルタウグイ」の人工産卵床を作った瀬に足を運びました。
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今朝は曇りですが、少し蒸し暑く感じるモヤッとした空模様です。
朝8時の気温は、昨日の最高気温をすでに上回っていました。
これも雨の影響でしょうか。
うっすらと霧が立ちこめています。
普段は遠目で確認できる、多摩川遊び名人と手入れした人工産卵床を示す黄色い旗も、今日ばかりは確認することができません。
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瀬では、頭を水中に突っ込み川底を探るカモを数羽見かけました。
きっと、生み付けられた卵を食べに集まってきたのでしょう。
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もちろん、今日も瀬付きを観察できます。
雨の影響で水位は上がりました。
しかし、それが良かったのでしょう。
今年観察した中で最大級の瀬付きです。
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名人が人工産卵床を作って一週間以上たちましたが、今なおこの瀬での産卵は衰える様子はありません。
それどころか、足を運ぶたびに群れが大きくなっているような気がします。
恐るべし瀬もみ師匠。
この瀬を「名人の瀬」と呼ぶことにしましょう。
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by tamagawalk | 2010-04-06 23:35 | 多摩川日記
多摩川日記 「産卵床の掃除」
4月に入っても不安定な空模様が続きますね。
明日の雨予報を前に、多摩川遊び名人が産卵床の掃除をおこなうということで、お手伝いにいってきました。
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多摩川の「サクラ」も満開。
川と「サクラ」、いい眺めです。
和みますね〜・・・、ってのんびりしている時間はありません。
「瀬もみ」師匠を待たせるわけにはいきませんから。
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今日も瀬に「マルタウグイ」が大挙し、あちこちでバシャバシャを繰り広げてます。
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さて、今日の隊長の役割は、川岸で綺麗な石を集め瀬へ運ぶ作業。
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名人の指揮で、岸から運んだ石を川底に均一に並べます。
そして、前回の作業と同じように汚れた石を取り除き、水中に舞う泥が少なくなるまで川底をかき回す。
最後に、浅瀬に生み付けられた卵を水深のちょうどよさそうな瀬に移動して作業終了です。

今日の瀬もみのポイントは、川底に敷く石です。
岸の石は、藻や垢が付いていないので卵が付着しやすいんですね。

そして、もう一つのポイントは浅瀬の卵の移動。
この時期の多摩川は水位の変化が激しく、雨で増水しても1日であっというまに元の水位まで減水します。
増水時に産卵のあった場所も、通常の水位では岸だったりするので、よく注意して見守る必要があります。
そして、岸で干からびた卵を見つけることも珍しくありません。
少しでも、多くの卵を残し、海へ一匹でも多くの魚を送り出す。
そのために、この地道な作業は欠かせません。
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最後に、作業の確認。川底を見て何を思うか「瀬もみ」師匠。

その後ろ姿を見ていると、小説「老人と海」を思い出します。
師匠の場合は、「老人と多摩川」ですね。
老人なんて言ったら怒られそうですが。

次回は、一人で「瀬もみ」に挑戦しようかな。
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by tamagawalk | 2010-04-04 21:20 | 多摩川日記
多摩川日記 「瀬もみとマルタウグイ観察」
川崎側上流でサクラ色に染まり始めた山々が、はっきりと見える早朝。
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今日は、昨日足を運んだ「せたがや水辺の楽校」ガサガサ遊び場、板チョコ護岸へ。
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観察場所の目印は、川に立つ黄色い旗。
読んで字のとおり、産卵場所。

初めて見る方は、なんの産卵場所?と思うことでしょう。
もちろん、多摩川の春の魚といえば「マルタウグイ」。
その産卵場所がここにあるのです。

そして、「人工」というくらいですから、作った方がいるはずですね。
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それでは、その作り手を紹介しましょう。
当ブログでお馴染み、多摩川遊び名人。
「せたがや水辺の楽校」では、投網の実演、多摩川の語り手としてご協力いただいてます。
チビ隊員たちの釣りの師匠でもあります。

今日は、産卵床作りをお手伝いしながら、その極意のを伝授していただきます。
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まずは、石集めからはじめます。作業中を開始して、すぐ、手に取った石は、全体が卵でビッシリとおおわれていました。

「マルタウグイ」もそうですが、綺麗な石の集まった柔らかい川底を産卵場所に好む魚は、少なくないようです。
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卵の付いている石と、付いていない石。
見比べるて違いを観察しましょう。

写真左の石は、藻が付着した汚れています。
一方、卵の付いた石は、表面がテカテカと輝き、見るからに綺麗ですね。
付着物もほとんど見られません。

なぜ、魚たちは藻などの付着物が少ない石を好むのか。
それは、卵を観察するとわかります。

汚れた石は、表面が藻やアカに覆われています。
「マルタウグイ」の卵は粘着性なので、表面に付着物が多いと、くっつにくいようなのです。
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ですから、川底の環境には、細心の注意を払って作業をします。
汚れた石を取り除き綺麗な石を積み上げる。
水位と流速を何度も確認しながら調整。
流れが一定な安定した瀬を目指します。

そして、仕上げに瀬を踏み、かき回す。
この作業を、水中に舞う泥が少なくなるまで続けます。

これを川漁師の言葉で「瀬をもむ」「瀬もみ」などと呼ぶようです。
ちなみに、今日作業した人工産卵床は、一週間前に名人が一人で作ったとか。
御年77歳!なんとも頭が下がります。
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「瀬もみ」の他、昔の多摩川の話も伺うことができました。

多摩川について語る遊び名人の姿、まさに多摩川の生き証人そのもの。
今後も、作業をお手伝いさせていただく予定です。
産卵が終わるころ、観察記録のまとめと「瀬もみ」の方法を、もう少し詳しくお伝えしますね。

■観察データ
計測時間:午前9時
天気:晴
気温:19
水温:14
風:南、少し強め
水位:高目(前日比)
水質:良(前日比)
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by tamagawalk | 2010-04-01 21:01 | 多摩川日記
多摩川日記 「2010年 マルタウグイ観察」
今日は、二子大橋から上流に向かって「マルタウグイ」の産卵に適していそうな瀬を観察していきましょう。

二子玉川近辺には、産卵観察が期待できる有力な場所が沢山あります。

特に、「兵庫島」の目の前と国道246号線上流「平瀬川」出合い付近は、瀬付きの実績が高い場所。
二子玉川に足を運ぶ時は、できるだけ立ち寄るようにしています。
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鳥が集まる場所に魚有り!なんて期待に胸を弾ませ鳥の動き観察してみましたが、二子玉川付近には着地せず遠くに飛んでいってしまいました。

この辺りでも瀬付きは始まっているはずなんですけどね。
残念ですが、今日もそれらしき「マルタウグイ」の群れを確認することは、まだできません。

気を取り直してさらに上流を目指します。
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次に目指すのは、「せたがや水辺の楽校」ガサガサ遊び開催場所。

今年は、新しい遊び場探しに熱心になっていたので、久しぶりに足を運びます。
到着して護岸から遠くを見渡すと、なんだか見慣れない風景・・・。
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気になるので側まで近寄ってみます。
目に飛び込んできたのは、クランク状に打ち付けられた杭と張られたロープ、そして、黄色い旗。

しかも、なんだか川が騒がしい。
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おっ!お〜!!
「マルタウグイ」の大きな群れが瀬付をしているではないですか!

この場所で瀬付きを観察するのは3年ぶり。
いや、4年ぶりかもしれません。

毎年、川底の地形が大きく変化するこの付近。
特に、ここ1〜2年の変化は凄まじく悪くなる一方でした。
もうこの場所で瀬付きを観察はできないと思って諦めていたのですが・・・。

なんだか、あの黄色い旗の付近の川底に秘密がありそうです。

その秘密、次回の投稿で隊長が解き明かしてあげましょう!!

まあ、川遊び好きのみなさんなら、わざわざ隊長が説明しなくても、だいたい察しが付いているかと思いますが。
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川原や水辺は、すっかり春色に染まりましたね。
今日の観察の開始地点「兵庫島」。
その、二子玉川の街よりに流れる多摩川支流「野川」では、早朝から春休み入った学生たちが、大物の「マコイ」を釣り上げ盛り上がったいました。

なんとも、羨ましい光景です。
出勤するのが億劫に・・・、これ以上語るのは止めておきます。
大隊長に・・・。

では、また明日の投稿で。
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by tamagawalk | 2010-03-31 20:56 | 多摩川日記
多摩川日記 「春の山菜探し」
先日、「ツクシ」に関するコメントをいただきました。
昨年も今と同じくらいの時期に、チビ隊員たちと探しに行ったのを思い出します。

今年は「マルタウグイ」観察に夢中になるがあまり、春の植物観察をすっかり忘れていました。
せっかく思い出すきっかけをいただいたので、多摩川で「ツクシ」を探してみることにしましょう。

探す場所は、二ヶ領宿河原堰下の左岸、草木が生い茂る原っぱ。
一昨年、この場所で群生する「ツクシ」を発見して以来、毎年観察に足を運ぶ場所。
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「マルタウグイ」観察をしながら堰下に向かいます。
今日も瀬付き、待機マルタを確認できます。
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久しぶりに「カワセミ」も、写真に収めることがきました。
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さて、土手のサイクリングロードで自転車を走らせること15分、目的地、堰下に到着。
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久しぶりに、足を運んだので、堰、魚道、化石島、ナメの瀬を観察。
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そして、目的の「ツクシ」も発見できました。

このあたりは、食べられる野草も多いようですね。
摘んだ野草で、いっぱいになった袋を抱えた人と、たまにすれ違います。

そういえば「ツクシ」も春の山菜として食用されるようですね。

というわけで、今年は「ツクシ」を摘んで持ち帰り、調理してみることにします。

春の味覚「つくし」、その味はいかに。
調理法と味は「tamagawalk.cooking」でお伝えしますね。
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水辺では、上流から運ばれてくる「サクラ」の花びらを見られるようになりました。
寒の戻りで寒い日が続きますが、ポカポカと暖かい春の到来はもう目の前まで迫ってきているはずです。
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by tamagawalk | 2010-03-28 22:13 | 多摩川日記
多摩川日記 「2010年 マルタウグイ観察」
今日は、前日に瀬付きが確認できた場所を、下流に向かって順番に観察していきます。
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昨日は、瀬の観察に夢中になり見落としていましたが、水辺では色鮮やかな花をよく目にするようになりました。
同じ観察場所でも、数日足を運ばないと、緑が増えて風景が一変して見えます。

都会に暮らしながら、こうやって四季の移り変わりを感じることのできる場所が身の回りにあるというのは、なんとも幸せなことです。

さて、水位はたったの1日でかなり下がりました。
昨日の嫌な予感が的中しないことを祈りつつ、散策をスタートしましょう。
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!!・・・、さっそく見つけてしまいました。
急な減水の影響はあちこちで見られますね。

まだ手遅れでなさそうな卵を本流に戻しましたが、数が多すぎて一人では力不足です。
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今日も、瀬付きはよく観察できますね。
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今年観察してきた中で、最大級の待機マルタの群れと瀬付きを観察できました。

観察した時間の気温は7度、水温12度。
寒の戻りで肌寒く感じる日々が続くようですが、明日は日曜日なので川は釣り人で賑わいそうですね。

もし、水辺に取り残された卵を見つけたら、本流に戻してあげてくださいね。
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by tamagawalk | 2010-03-27 22:12 | 多摩川日記