東京と神奈川の県境、都心からほど近く自然多い多摩川を親子で巡り楽しむ探険日記。


「tamagawalk:多摩川〈tamagawa〉を歩き探険する〈walk〉。タマガウォーク」都内でも希少な自然残る多摩川。世田谷地域を中心に、ガサガサ・釣り、虫や草花観察、出会いに発見、自然から学ぶ多摩川親子探険進行中!
by tamagawalk
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多摩川親子探険記 「マルタを解く。」
f0196649_15513134.jpg待ちに待った大潮がやってきました。

「河川内に潮の影響はない」と言う人もいますが、隊長は信じています。

この時期から、マルタウグイの目撃情報が増えるんだよね。

早く会いたいな。

来るべき時に備えて、マルタウグイのことを少しだけ予習しておこう!
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隊長が自作した、多摩川のフリーペーパー。
創刊号の特集は、これから旬を迎えるマルタウグイ。
刊行の予定は・・・いつになるかな〜。
某釣り雑誌のパロディで作ってみたんだ。
出版社・企画編集会社の方、もし多摩川のマルタウグイにまつわる企画をお考えでしたら、是非、隊長に声を掛けてくださいね〜(笑



多摩川のマルタウグイってどんな魚?
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全長40〜60センチ。
生活の中心は多摩川の河口域や東京湾沿岸部。
産卵期は、2月下旬〜5月中旬。多摩川を遡上して、中流域の瀬で産卵をおこないます。
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産卵の順番を横に並んで待つ待機マルタ。
2009年撮影。

産卵を目前に控えたマルタウグイの魚体は、上アゴの下から腹側に沿って尾柄まで、一本だけオレンジ色の縦条が見られ、背中側の色はうっすら青みがかります。

孵化した稚魚は川で過ごし、体長5cm程に成長すると、梅雨〜秋雨の増水などを利用して多摩川河口域へと戻っていきます。
ちなみに、寿命は10年ほどだそうです。
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産卵の瞬間、メスに体を寄せるオスの姿。
2009年撮影。

多摩川を良く知る流域在住のおじいさんの話では、昔は漁の対象魚だったとか。
捕ったマルタは、屋形船や流域の料亭で食べられたそうです。
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真上から見た待機マルタ。
群れの中には、婚姻色の違う大型のウグイの姿も見られます。
2009年撮影。

高度経済成長にともなう水質汚染で、遡上・産卵が見られない期間が長く続きました。

時は流れ、中流域でその姿が再び見られるようになったのは、90年代中盤頃。
その要因の一つが、水質改善です。
そして、みなさんご存じとおり、現在では「多摩川を代表する魚」「多摩川にいち早く春の訪れを告げる風物詩」として知られるようになりました。


産卵場所
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マルタウグイの産卵場所は中流域に点在する瀬です。
でも、全部の瀬で産卵が見られるかというと、そうでもないんだよね。

隊長の考える産卵に適した瀬の条件は、次の4つ。
1. 綺麗な底石
2. 柔らかな川底
3. 適度な水深
4. 待機できる深場と緩やか流れ

良い瀬を見つけることが、マルタとの出会いの近道・・・だと思います。
遡上の季節が近づいてきたら、ぜひ多摩川に足を運んで瀬の状態を観察してください。
きっと、マルタに出会う為のヒントを見つけられるはずです。
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産卵条件を満たした瀬の風景。
写真左の黒く見える部分が、マルタウグイの群れ。
瀬尻〜淵にかけて、マルタの行列が続く。
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産卵に最適な瀬。
綺麗な石が堆積した柔らかな川底。
踏みつけると、くるぶし位まで簡単に埋まります。
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産卵が見られなかった瀬。
底石に藻や苔が付着している。
そして、川底は見るからに石が詰まっていて堅い。


マルタウグイフィッシング
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多摩川のマルタウグイが有名になった背景の一つに釣りがあります。

マルタウグイに興味がある。
そのほとんどの方が、釣り好きなのではないでしょうか。

かく言う隊長も、そんな釣り好きの一人です。週末になるとルアーロッドや延べ竿を持って水辺を歩き回っています。

マルタ釣りの仕掛には、これというものがありません。
フライ、ルアー、オリジナル釣法・・・同じ場所で同じ魚を狙っているのに、その方法は様々です。
ルアータックルひとつとっても、シーバス、バス、トラウト、色々あります。
ちなみに、隊長はトラウト用の中流・本流タックルやシーバス用のライトタックルを使用しています。

ルアーに付けるフックはリアに1本。シングルバーブレスのちょっと小さめのサイズを選びます。
魚へのダメージ対策は絶対に忘れません。

近年、マナーの悪い釣り人が増えています。
マルタウグイを楽しみにしている人は釣り人だけではありません。
釣り人もそうでない人も、お互いに気遣いながら気持良く楽しみたいものです。
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釣りを楽しめる瀬。
川底の状態はもちろん、適度な流れと水深などの条件も揃っている。
瀬脇、瀬尻には、産卵を待つマルタの待機場所も見られる。
ルアーは瀬尻側、フライは瀬頭側からアプローチすると釣りやすい。
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マルタ用ルアー色々。
ポイントによって使い分けます。


マルタウグイを人一倍楽しむ
我々はマルタウグイをもっと楽しむ為に、親子で色々な工夫をしています。
水中撮影、オリジナルルアー、ブローチ、イラスト、Tシャツ・・・アイデアは尽きません。
自分たちだけの楽しみ方を見つけると、川遊びが更に楽しくなるのです。
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子どもでも簡単に作れる自作スピナー。
今年はマルタの婚姻色カラーを作りました。
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こちらもマルタの婚姻色をモチーフにしたブローチ。
シーズン中は、お守りとして持ち歩いています。

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by tamagawalk | 2012-02-20 23:01 | 多摩川親子探険記
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