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東京と神奈川の県境、都心からほど近く自然多い多摩川を親子で巡り楽しむ探険日記。


「tamagawalk:多摩川〈tamagawa〉を歩き探険する〈walk〉。タマガウォーク」都内でも希少な自然残る多摩川。世田谷地域を中心に、ガサガサ・釣り、虫や草花観察、出会いに発見、自然から学ぶ多摩川親子探険進行中!
by tamagawalk
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多摩川日記 「鳥が教えてくれる」
多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_2010137.jpg多摩川の鮎漁が禁漁になって約1ヶ月。今年も禁漁の翌日から、鮎の産卵観察を始めました。

ブログの更新がおろそかになっていますが、毎日時間を見つけては多摩川に足を運んでいます。
その甲斐あって、今年も産卵期の鮎をたくさん観察することができました。

そんな、鮎の産卵観察に役立っているのが野鳥の存在です。

水辺を歩いていると、たくさんの野鳥に出会います。
渡り鳥・留鳥・漂鳥・候鳥。
季節や場所によって種類は様々。

野鳥を頼りに散歩をしたら、思いがけない光景に遭遇!
そんな出来事を今まで何度も経験したのです。

鮎の産卵観察では、思いも寄らない鮎の居場所を野鳥が教えてくれました。


野鳥、大忙し
鮎が産卵の最盛期を迎える晩秋。

彼方此方から野鳥が川に集まってきます。海からカモメがやって来るのもこの頃です。

鮎の集まる場所には、何百匹もの野鳥が群れとなって押し寄せます。
それは、海で見られる鳥山のようです。
多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_209335.jpg
鮎の産卵観察中に見られた、今年一番の大きな群れ。

多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_20105852.jpg多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_20102287.jpg
水中で「カワウ」、水面で「カモメ」、水辺から「サギ」、上空から「コアジサシ」が鮎を狙っています。
魚の捕まえ方の違いを観察するのも面白いものです。
多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_0264999.jpg
鮎の産卵場所として有名な二子玉川近辺〜二ヶ領宿河原堰付近では、川の上空を飛び交う「カワウ」の群れがたびたび見られます。

野鳥が集まる場所に魚あり!
野鳥の集まる場所には、野鳥のエサとなる生きものが生息しているはずです。
どんな生きものが見られるか、あれこれ想像しながら、そーっと野鳥に近づいて観察をするのです。
多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_2011255.jpg
人影が近づくと逃げてしまいますが、静かに待っているとまた集まってきます。
観察するのは簡単です。
多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_2011842.jpg
野鳥がたくさん集まっている場所には、鮎もたくさん集まっています。
多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_20111285.jpg
野鳥を追ったら、本流以外の場所でも鮎が観察できました。

どんな場所でも
多摩川日記 「鳥が教えてくれる」_f0196649_0384278.jpg多摩川の世田谷地域は、都会にありながら50種類以上の野鳥が生息する場所です。
水辺以外でもたくさんの野鳥を見ることができます。
原っぱや林では、鳥のエサとなる昆虫や植物や小動物も観察できます。
鳥のちょっと変わった行動も観察できますよ。

【右の写真】
原っぱで見つかった、木の枝にぶら下がる「カナヘビ」の死骸。
「モズ」という野鳥の仕業らしい。
捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む「ハヤニエ」という行為だとか。
どうしてこうするのかは不明のようだ。
「モズ」とは、クチバシを器用に使うことができる野鳥らしいのだが、ちょっと残酷にも思える・・・。


by tamagawalk | 2010-11-19 20:16 | 多摩川日記
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