東京と神奈川の県境、都心からほど近く自然多い多摩川を親子で巡り楽しむ探険日記。


「tamagawalk:多摩川〈tamagawa〉を歩き探険する〈walk〉。タマガウォーク」都内でも希少な自然残る多摩川。世田谷地域を中心に、ガサガサ・釣り、虫や草花観察、出会いに発見、自然から学ぶ多摩川親子探険進行中!
by tamagawalk
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多摩川日記 「久しぶりの大物!」
「とうさん釣れてる!!」
川でのんびりルアーロッドを振っていると、子どもの大きな声が突然耳に飛び込んできました。

今日は大潮。
川の生き物との嬉しい出会いを期待してしまう日。
産卵シーズンが終盤にさしかかった「マルタウグイ」、そして、久しく出会っていない「ナマズ」を狙って、早朝からルアーフィッシングを楽しみます。

声が聞こえた方に目を向けると、一緒に釣りを楽しんでいた多摩友hidezoさんのルアーロッドが大きな弧を描いています。

声の主はhidezoさんのチビ隊員殿。
父上の竿に魚がかかったことを隊長に教えてくれたようです。

引いていたルアーを急いで巻き上げ、hidezoさん親子に駆け寄ります。
そして、魚と格闘する姿をカメラのファインダーごしに見守ることにしました。
f0196649_2254544.jpg
魚には鼻の穴が4つあるようです。それがよくわかるのが「ナマズ」だとか。よ〜く見ると口の上に1対、そしてさらにその上、目の内側にもう1対確認できます。下の穴から上の穴に水が抜けていくようですよ。
釣り上げられて興奮したのでしょうか。鼻の穴が大きく開いているように見えます。
まるでカバのような表情。怪物ぽくも見えるな〜。


数分後、姿を見せたのは大きめのガサガサ用の網からはみ出してしまうくらい、大きな大きな「ナマズ」くん。
f0196649_22541839.jpg
ヒットは消波ブロック回りだったとか。直後、ルアーを咥えたまま川底に貼り付き、まったく動かなくなったようです。立ち位置を変え何とか引っ張りだし、親子力を合わせてランディング。記念の1匹を手にされました。
これぐらいの大きさになると、動きはわりとゆっくり。


こんな大物を目にするのは久しぶりです。
魚体を持ち上げるのに使ったフィッシュグリップの重量計で2.5〜3.0kg。
全長、約75cm。
大きな頭とデップリとしたお腹が目立つ、立派な魚体の「ナマズ」。
これの魚体は多摩川ランカークラスではないでしょうか。
f0196649_22543562.jpg
ヒットルアーは、隊長が幼少のころ、初めて父親に買ってもらったスプーン。秘密兵器として持ち歩いていましたが、使う機会が少なかったので昨年からルアーを始めたhidezoさんにお譲りしました。
そのルアーに活躍の場を与えていただけたことに感謝!hidezoさんありがとう!
ここで、ルアー以外のタックルもお伝えしましょう。
■ロッド:ダイワ ファントム 5'3ft Light ■リール:アブ カーディナル 301MS ■ライン:ナイロン 6ポンド
あんな大きなナマズをよく無事に釣り上げることができたなと、思ってしまう位のライトタックルです。


hidezoさん、そして、チビ隊員殿、多摩川で釣り上げる記念すべき待望の1匹目。
おめでとうございます!!
f0196649_1484913.jpg
数人いたヘラ師の中で、一人釣果を伸ばし続ける多摩川遊び名人。熟練の技が光ります。

大物の余韻に浸りながら再びルアーを引き始めると、今度は上流でフナ釣りを楽しむ多摩川遊び名人の竿が大きくしなりました。
f0196649_2255843.jpg
こちらは、「マブナ」のようです。
名人に言わせると小型らしいのですが、隊長にはなかなかの大物に見えます。

hidezoさん親子、多摩川遊び名人と続けば、次はいよいよ隊長の番。
そう信じ、その後もルアーを引き続けましたが・・・。
f0196649_11817.jpg
川底に「ナマズ」の姿が確認できるんですけどね。
なかなかうまく誘うことができません。
2〜3回あった小さなアタリを逃し、さらには、ルアーを何度も追ってきた15センチほどのブラックバスを逃がす始末。

こんな結果、珍しいことではありません。
坊主には、もう慣れっこです。

それよりも、hidezoさんの釣果で今回の釣行は大満足。
釣れた喜びを一緒に味わえる、これ以上嬉しいことはありません。

「釣りで乾いたノドを潤してくれたジュース、150円
無くしたルアー、1,000円
大物ナマズとhidezoさん親子の思い出、プライスレス」
こんな心境です。
f0196649_183998.jpg
あちこちの瀬で見られたマルタウグイの瀬付き。
最盛期のころにくらべると、その数はかなり少なくなりました。
それに合わせたかのように、少なくなった週末の釣り人と少しずつ静けさを取り戻す水辺。

多摩川に一足早い春の訪れと、賑わいを運んできてくれたマルタウグイ。
今年ももうすぐ、あの鮮やかなオレンジ色が印象的だった婚姻色の魚体を見られなくなると思うと、少し淋しい気がします。

次の週末はどんな出会いが待っているのかな。
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by tamagawalk | 2010-05-16 23:27 | 多摩川日記
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